ゆうこば アメリカ看護留学の記録

2017.08.13〜 アメリカの大学にて看護学を専攻していました。更新頻度は未定ですが、日々の生活やアメリカの看護のことなど何でも留学を通して見つけたことをどんどんここに記録していくつもりです!

看護学部やめました

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ゆうこばです!

これは11月?12月?くらいに書き終えた記事なんですけど、今更ちょっと手直しをして世に放出します。

タイトルの通り、看護学部をやめました。そして、新しく社会学部生になりました!

元の文章を書いているときはまだ確定していなくて迷っている段階だったのですが、結果、前セメスター中に変更の手続きを終えて、現在2020年春学期、社会学部生として授業を受けています。

看護留学の情報を知りたくてこのブログを見てくれていた方もたくさんいると思います。今後は現役看護学生ではなくなってしまいますが、看護留学にまつわる情報はここ数年でかなり仕入れてきたので、引き続き記事にしていきたいと思います!

それでは!

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はぁ〜〜〜!!!最近まじ悩んでたわ〜〜〜!!!!ずっとこの事悩んでたんだわ〜〜〜!!!

あ。ワシントン州立大学のゆうこばです。前回の投稿で、次回話したいことがあるみたいなこと言ったと思います。それが、今回のブログです。

しばらく前に書き終えた記事なのでまたアップデートしたい情報があるんですが、まずはこちらから読んでもらえると嬉しいです。

それでは〜〜!

↓↓↓

 

改めまして、このブログでは、アメリカ看護留学を記録しています。少しでもアメリカ留学やアメリカの看護について興味がある人に読んでもらえたら嬉しいなって思って書いてます。

 

...なのですが。

 

すみません。看護学生3年目の今。実は看護学生やめようかと思っています。

 

私の理由やら言い訳やらをここにつらつら書くのでどうか読んでやって下さい。私の気が済みます()

 

理由1:単純に大変

こんなの最初っから知ってるだろって感じですよね。もちろん、知ってました。

でも、ここの大学で3年生(専門課程)に上がるための条件が色々あり、その中で最も私を悩ませたのが、

・専門課程合格者平均GPA3.8
・TEASテスト
・医療ボランティア経験50時間以上

です。

まず平均GPAが3.8って何事って感じですよね!私がブログを書き始めたのはヘストンカレッジに行き始めてからなので、ずっと読んでくださっている方は「お前成績だけはあるんじゃねえの?」って思ってるかもしれません。

確かに、ヘストンでは1年通ってNutritionでBをとった以外全部Aだったので、GPAは3.9でした。

とはいえ、ナーシングとして進んでいくためには基本オールA取らなきゃ無理なんじゃないかっていう計算。

...オールA以外道がないってどういうことって感じ!!!

ちなみにワシントン州立大学では単純にA, B, C, D...ではなく、プラスとマイナスもあるんです。

Aが4なのはもちろんなのですが、Aマイナスはなんと3.7。オールAマイナスじゃあ専門課程に上がれる平均点に達成できないんです、、。

しかも、多くのクラスが90~94点がAマイナスで、94点以上がAになります。つまり基本全部94点は取らなきゃいけない計算。

きっつ〜〜〜〜!!!!

まずそこで心折れるし、TEASテストもある。TEASテストは、いろんな看護系の大学で受験を要求される、解剖生理学・数学・英語のテスト。これも〇〇点以上じゃないと出願資格なし、みたいなのがあってかなりだるい。

で、極め付けがボランティア活動。もちろん私だって医療ボランティア活動はしたい!勉強になるし、患者さんと関わったり看護師さんの働いてるところを間近で見れる機会ほしいって、普通に素直に思う!

でも、今セメスター中に50時間って普通に厳しいって〜!!成績取らなきゃいけないから四六時中勉強だっていいくらいなのに、ボランティアって〜〜!!しかも、大学の近所の病院はボランティアいっぱい過ぎて募集中止してるし!!無理じゃん!!(笑)

 

...これらのこと、本当だったらわざわざ1セメスターに詰め込まなくたっていいんです。でも私はトランスファー生で、かつ2020年秋学期から専門課程に入りたかったので、2019年12月の出願締め切りに間に合わせなければならず。

...無理〜〜〜〜〜!つら〜〜〜〜〜!!助けて〜〜〜〜〜〜〜!!!と毎日思っていました。それが、看護やめよっかなって発想が生まれたきっかけでした。

理由2:社会学がおもしろい

そんな感じで、看護学部の勉強を始められないもどかしさ、ハードルの高さにモヤモヤする毎日。しかし、単位を取らない訳にはいきません。看護学の専門課程に上がる条件に、他に「UCORE(大学共通の卒業に必要な科目)」を取り終えなければならない、というものがあり、その中のひとつに「Sociology(社会学)」のクラスがありました。ですので今セメスターはこのクラスも受講しました。

このクラスの中で、Sociological Imaginationってことについての勉強しました。その勉強の中で、殺人をした人が全く自分がしたことを悪いと思っていないっていう話が例として取り上げられました。それってなんでかっていうと、殺人した人はそういう治安悪いことが普通に起きるところで育ってきて、自分の兄弟がレイプされたときも警察が助けてくれなくて...っていう、そもそも私たちが当たり前に生活していく中で得るべき感性を得る機会が与えられなかったからなんです。物の良し悪しを知らないんです。

こんな感じの様々な例から、個人の問題と社会問題の違いの話を色々と考えたりすることがとても楽しくて、ちょっとSociologyの教科書を雑誌見るみたいにパラパラ読んだりしました。

単純に、社会学の勉強の面白さに気づいてしまった感はあります。

で、これに気づいてしまった上で、元の「看護学に興味があった理由」を考えたんです。

私が看護学をやりたかったのは、私なりの健康に関する考え方があったから。

それを一言で言い表すことはボキャ貧の私には難しいんですが、

・みんなQOLあげようぜ!
・ストレスフリーに生きようぜ!
・もっとハピネスに生きること大事にしたっていいんじゃない!

って感じのことを看護師という立場でやりたかったんです。普通の臨床だと「病気の患者さんのケアをする」のがメインだから、いつか大学院に行って学問としての看護学を極めたいと思っていたし、でも同時に看護師としての臨床経験も持ちたいと思っていたんです。看護の本質ってきっと病気の人だけじゃなくて全ての人を対象としていると思ったし、QOLも密接に関係している分野だと考えていたから。(看護そんなに詳しくないのに急に語り出す隠キャですみません)

でも、このQOLの低さやストレスの原因って、普通に個人の問題じゃなくて社会問題じゃないですか??

一人一人に「あなたはこの会社で働くのはストレスたまるからやめましょう!」って言うのもいいけど、そのストレスを作ってる原因は会社だとして、その会社のあり方を普通だとしてるのは社会だとしたら、それって普通に社会問題じゃん!原因はお前じゃない!お前は悪くないよ人々!

って思ったんですよ。

そんな視点で社会学の教授の研究見てみたら、まあそんな感じのこと研究してる人いっぱいいて。

...あれ?私の考えには看護学からより社会学からのアプローチのが近くね??

って思ってきてしまった。わかんないけど。もっとちゃんと社会学系の本とか読んで見たいかもしれない。勉強別に好きじゃないけどそんな気分にちょっとなってしまっている自分がいるのは許してあげていいんでしょうか!(笑)

そんな感じ。

そんな感じで社会学部に専攻を変えてしまいました。

私的には、「みんなでQOLあげて楽しく生きようぜ!」なスタンスを変える気はありません。生きやすい世の中作りに貢献する方法を、こっちのルートから考え直して生きたいと思います!

たくさん悩んだ2019年秋学期でしたが、2020年春学期現在、とってもいい選択したなあと思っています!授業内容が面白いんです。

若干ネガティブ要素も否めない決断だったけど、これからもっと人生面白くしていこうと思っているので、ブログ読んでくれている方はこれからもよろしくお願いいたします!!!

 

ゆうこば